令和２年から世界中に蔓延した新型コロナウイルスは、世界の感染者数推計約6億8000万人、感染者数のうち死者数の占める割合は2.11%、感染拡大を防ぐために、自粛生活を余儀なくされ、社会経済活動のみならず人々の生活に暗い影を落としました。
　ライオンズクラブも例外ではなく、例会やアクティビティの中止を余儀なくされました。しかし、感染が報告されて３年が経ち、徐々に感染者も減り落ち着きを取り戻しはじめています。政府も今年の５月８日から季節性インフルエンザなどと同じ５類への移行となり、世の中に明るい兆しが見え始めてきたように感じます。

　私の好きな詩で島崎藤村の「若菜集」に収められている「酔歌」があります。中学三年生の時に出会って以来、常に私の心の中にある詩で「～旅と旅との君や我　君と我とのなかなれば　酔ふて袂の歌草を　醒めての君に見せばやな～中略～名もなき道を説くなかれ　名もなき旅を行くなかれ～後略」という一節があります。
　意訳させていただくと「立派な道理を説こうなんて思わなくてもいい・・・私も君もそれぞれの人生を歩んでいる中で、こうして出会ったわけだから、私にとって大切な人間であるんだよ」
　ライオンズクラブを通して出会った仲間にも言えることだと思います。
　本年度で４０周年を迎える本クラブは、1984年2月27日伊勢原ライオンズクラブのスポンサーにより日本第2687番目のクラブとして設立しました。３０周年の当時を思い出すと、会員数は４５名。４０周年を迎える本年度は２３名と、半減してしまいました。周年行事を迎えるにあたり、山田晶久Lを委員長として、自分たちのできる範囲で、暖かい周年行事を行いたいと考えています。仲間を大切にして、コロナ禍で制約された活動を徐々に再開し、ライオンズ活動を通じた仲間づくりと、奉仕活動を外に発信して、会員を１名でも２名でも増やしていきたいと考えています。
　伝統あるひかりライオンズクラブの火を消さぬよう、楽しい例会、奉仕活動にして、メンバーをふやしていきたいと考えています。

役員一覧

☆印及び各委員長は理事です（13名）

委員会組織

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